実務者研修教員講習会 開催要項 |
【 実務者研修教員講習会 】
実務者研修教員講習会とは実務者研修の専任教員及び介護過程Ⅲを担当するために必要な講習です。 平成28年度より介護福祉士国家試験受験者は実務経験3年以上と「実務者研修」の修了が必須となります。 よりよい介護福祉士育成のために、実務者研修の教員に、教員として必要な資質能力が保持されるよう知識技能を身につけ、指導力の強化を図ることを目的としています。
【実務者研修教員講習会の受講対象者】
下記のいずれかに該当する方。
1.実務5年以上の介護福祉士
2.介護に関する科目を教授する資格を有する者であって、以下のいずれかに該当
(ア) 大学、高等専門学校の教授、准教授、助教または講師
(イ) 養成施設、福祉系高校(一般)での教歴3年以上
(ウ) 福祉系高校(特例)での教歴5年以上
3. 介護福祉士資格を取得し、更にステップアップしたいと考えている方
【講習時間の概要】
介護教育方法(30H)
介護過程の展開方法(15H)
評価方法(5H)
【評価】
時間数全てを受講し、修了評価を受けなければなりません。筆記試験としてレポートの提出、受講態度、教員としての姿勢、当法人規定の課題レポート評価基準に対する評価などを参考に総合的に評価致します。
修了評価は5日目、7日目、8日目に行います。
【修了証の発行】
所定の過程を修了(総合評価を合格)された方には「実務者研修教員講習会修了証」を発行致します。
【講習会日程表】
日程
科目名
内容
1日目(6時間)
9:30~16:30
介護教育方法1
実務者研修の目的、授業づくりに向けて、授業目標の設定、教育学の基本的理論
2日目(6時間)
9:30~16:30
介護教育方法2
「人間と社会」「こころとからだ」領域の授業内容・授業方法の検討
3日目(6時間)
9:30~16:30
介護教育方法3
介護領域の授業内容・授業方法の検討
4日目(6時間)
9:30~16:30
介護教育方法4
授業案作成
5日目(6時間)
9:30~16:30
介護教育方法5
模擬授業の実質・模擬事業の評価・評価結果のフィードバック
介護教育方法(全体)
教育方法の理論を基礎とし、介護福祉教育における具体的な教授、学習内容について理解する(修了評価)
6日目(8時間)
9:30~18:30
介護過程の展開方法
介護実践のためのアセスメント、計画立案、実施、評価について、演習における具体的展開方法を学ぶ(修了評価)
7日目(7時間)
9:30~17:30
介護過程の展開方法
8日目(5時間)
9:30~15:30
実務者研修の目的・評価方法
実務者研修の目的と研修の構成・評価のあり方を理解し、実務者研修の教育方法を学ぶ(修了評価)
【持ち物・連絡事項】①初日にテキストを2冊お渡ししますので、必要な方は手提げ袋等をご用意ください。
②後半の授業で使用する、必要データの雛型はUSBメモリでお渡しすることが出来ますので、必要と思われる方はUSBメモリをご持参ください(必須ではありません)
※授業で、PCを使用して、作成する事も可能です。(使用される方はご持参ください)
③昼食等は教室で飲食可となっております。
④教室内は禁煙とさせていただいております。喫煙される方は、建物外でお願い致します。
⑤体調不良、急用で欠席される場合はご連絡をお願いします。
振替は1時間2,200円税込の補講代が別途かかります。(振替日は要相談)
⑥5日目・7日目は模擬授業を行います。教えることを意識した服装でお越しください。
⑦「修了証」紛失の場合、再発行できますが手数料(1,650円税込)がかかりますのでご注意ください。
⑧公共交通機関の延着などの場合は必ずご連絡をお願いします。
⑨教室は適温で設定していますが、個人差がありますので、足元が冷える方は(冬季)
ご自分で膝掛け等をご用意ください。
⑩上靴をご持参下さい。
【評価基準】
(ア)当該講習会が設定する教育目標
よりよい介護福祉士育成のために、実務者研修の教員に、教員として必要な資質能力が保持されるよう知識技能を身につけ、指導力の強化(特にシラバス立案、評価時における根拠を示せることを重点に置く)を図ることを目的とする。
イ)受講生の理解度を評価するための基準
Ⅰ介護教育方法(5日目)
教育方法の理論を基礎として、介護福祉教育における具体的な教授・学習内容について理解する。
① 実務者研修の教育内容をふまえ、授業の中で選択した教科の具体的な授業内容を作成したシラバスを提出(当該科目の中の6時間分)
② ①で作成した、シラバスを元に模擬授業を行う
③ シラバスをもとにした自己の授業方針をレポート提出(1,200文字) 70点以上
④ (A/B/C/D) ABC評価以上が合格
Ⅱ介護過程の展開方法
(7日目)
介護実践のためのアセスメント、計画立案、実施、 評価について、演習における具体的展開方法を学ぶ。
① 介護過程の展開の教授方法のシラバスを作成し、アセスメント~評価までの過程の具体的展開についてシラバスを提出(6時間分)
② ①で作成したシラバスを元に模擬授業を行う
(60分~90分)
③ 模擬講義を行った自己の授業方針をレポート提出(2,000文字)70点以上(A/B/C/D)
ABC評価以上が合格
Ⅲ実務者研修の目的、評価方法(8日目)
実務者研修の目的と、研修の構成・評価の在り方を理解し、実務者研修の教育方法を学ぶ
① 実務者研修の中で行う介護技術の評価表(利用者の状態に応じた、根拠に基づく介護等)を作成して提出(所定の用紙)
※課題レポート評価基準
① 文字数について (講師からの指示文字数=A)
評価
基準
A
A~(A×1.2)
B
(A×0.8)~A又は(A×1.2)以上
C
(A×0.8)以下
② 内容について
評価
基準
A
課題に即している
B
ややずれている
C
かなりずれている
③ 文体について
評価
基準
A
誤字脱字が少なく、文章校正が整っている
B
誤字脱字が数か所あり、文章校正にやや不備があるが流れは理解可能
C
誤字脱字が多く、文章構成が不適切
① ~ ③の各評価について、次の表における加点方式により総合評価とする。
(例)①B②A③C 60+20+0=80点
評価・ポイント
①
②
③
A
30
60
20
B
20
40
10
C
10
10
0
合計点:70点以上を合格とする
(ウ)総合評価
「Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの総合得点」(A/B/C/D)
A/Bのものに対して、講習会修了証を発行する。
「Ⅰ」及び「Ⅱ」の評価でC/D評価の場合は、次コースにて、該当の模擬授業を再受講・レポート提出をしていただきます。(1時間2,200円税込の補講代がかかります)
(エ)研修終了期間
入学から4ヶ月間(レポート提出期間含む)で終了して頂きます。
それまでに所定の課程(レポート提出等)が終了していない場合は、退校処分とさせて 頂きます。(退校処分の取り扱いに従う)
(オ)受講生の評価結果を踏まえた講習会の課題と今後の改善方針
① 受講生に、毎回終了時アンケートを実施し、授業の振り返りを行う。
② 受講生のレポート評価より、指導内容の評価を行う。
③ 最終日にアンケートを行い、講習会の課題を明確にする
【遅刻の取り扱い】
授業開始時点で出席が確認出来なかった場合は欠席とします。
補講として、別の日に振替へ1時間2,200円税込の補講代が別途かかります。
(振替日は要相談)
【退校処分の取り扱い】
1.度重なる遅刻や無断欠席、及び授業中の居眠りや授業の進行妨げるような行為
2.当法人からの連絡に対する無応答など、当法人が判断して明らかに受講を継続する意欲が無い、または講師や事務局の注意・指導に従わない場合など
3.他の受講者等の為の受講参加や継続が不適切と当法人が判断する場合
4.研修終了期間内に所定の課程が修了しない場合
以上のような行為等が発生した場合は退校処分とする。
その場合、受講料の返金はありません。
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