医療的ケア教員講習会 開催要項

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【 医療的ケア教員講習会 】

「介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律」(平成23年6月22日)が交付され、介護福祉士は医療的ケアの教育を行うことが必要となりました。

医療的ケア教員講習会を受講すると、介護福祉士養成施設等において介護福祉士に医療的ケアを教授することができる資格を習得することを目的としています。

指導看護師になるための1日完結の講習です。

この講習会では、具体的には制度概要、感染予防・安全管理、喀痰吸引や経管栄養に関する基礎的知識、実施手順及び指導・評価方法を介護職員等に対して指導するポイントを学習します。

 

【医療的ケア教員講習会の受講対象者】

医師、保健師、助産師または看護師の資格を取得後、5年以上の実務経験を有するもの。(准看護師の方は対象外となります)

 

【講習時間の概要】

制度の概要      1時間

医療的ケアの基礎   1時間

喀痰吸引       1時間

経管栄養       1時間

演習         3時間    7時間

 

【評価】

時間数全てを受講し、修了評価を受けなければなりません。筆記試験としてレポートの提出、受講態度、教員としての姿勢などを参考に総合的に評価致します。

 

【修了証の発行】

所定の過程を修了された方には「医療的ケア研修教員講習会修了証」を発行致します。

 

【講習会時間表】

科目

内容

時間数

制度の概要

介護職員等による医療的ケアの実施に関する制度の概要についての知識を身につける。

1時間

医療的ケアの

基礎

感染予防、安全管理体制等について基礎的知識を身につける。

1時間

喀痰吸引

喀痰吸引について基礎的知識、実施手順及び指導・評価方法を身につける。

1時間

経管栄養

経管栄養について基礎的知識、実施手順及び指導・評価方法を身につける。

1時間

演習

喀痰吸引及び経管栄養の演習に係る指導、評価方法を身につける。

3時間

 

【持ち物・連絡事項】

     食事等は教室で飲食可となっております。(ゴミは持ち帰り)

     教室内は禁煙とさせていただいております。喫煙される方は、室外にてお願い致します。

     体調不良、急用で欠席される場合はご連絡をお願いします。

振替は1時間2,200円税込の補講代が別途かかります。(振替日は要相談)

④「修了証」紛失の場合、再発行できますが手数料(1,650円税込)がかかりますのでご注意ください。

⑤公共交通機関の延着などの場合は必ずご連絡をお願いします。

⑥教室は適温で設定していますが、個人差がありますので、足元が冷える方は(冬季)

 ご自分で膝掛け等をご用意ください。

⑦上靴をご持参下さい。

 

【評価基準】

(ア)当該講習会が設定する教育目標

・医療的ケア教員講習会を受講することで、介護福祉士養成施設等において介護福祉士に医療的ケア(具体的には制度概要、感染予防・安全管理、喀痰吸引や経管栄養に関する基礎的知識、実施手順及び指導・評価方法を介護職員等に対して指導するポイントを学習)することを目的とする。

・医療的ケア教員に、教員として必要な資質、能力が保持されるよう知識と技術を身につけ、指導力の強化(特に育成の理念、評価時における根拠、専門職同士の連携の必要性を示すことができること を重点に置く)を図ることを目的とする。

 

(イ)受講生の理解度を評価するための基準

1,「医療的ケア従事者育成の必要性」及び「育成に携わる人物として求められる資質」をテーマにレポートを課す(800字)70点以上取得

※課題レポート評価基準

     文字数について (講師からの指示文字数=A

評価

基準

A

A~A×1.2

B

(A×0.8)A又は(A×1.2)以上

C

(A×0.8)以下

 

     内容について

評価

基準

A

課題に即している

B

ややずれている

C

かなりずれている

 

     文体について

評価

基準

A

誤字脱字が少なく、文章校正が整っている

B

誤字脱字が数か所あり、文章校正にやや不備があるが流れは理解可能

C

誤字脱字が多く、文章構成が不適切

     ~ ③の各評価について、次の表における加点方式により総合評価とする。

評価・ポイント

      

      

      

A

30

60

20

B

20

40

10

C

10

10

(例)①BAC    6020+0=80

 

合計点:70点以上を合格とする


2, 講習当日の振り返りテストにて80点以上取得

以上2点をクリアすることで合格とする。


※不合格の場合は補講を受けて頂きます。

1時間2,200円税込の補講代がかかります


(ウ)研修終了期間

入学から1ヶ月間(レポート提出期間含む)で終了して頂きます。

それまでに所定の課程(レポート提出等)が終了していない場合は、退校処分とさ

て頂きます。(退校処分の取り扱いに従う)

  

(エ)受講生の評価結果を踏まえた講習会の課題と今後の改善方針

     受講生のレポート評価より、指導内容の評価を行う。

     終了時にアンケートを行い、講習会の課題を明確にする。


【遅刻又は欠席の取り扱い】

授業開始時点で出席が確認出来なかった場合は欠席とします。

補講として、別の日に振替へ1時間2,200円税込の補講代が別途かかります。

(振替日は要相談)

 

【退校処分の取り扱い】

1.度重なる遅刻や無断欠席、及び授業中の居眠りや授業の進行を妨げるような行為

2.当法人からの連絡に対する無応答など、当法人が判断して明らかに受講を継続する意欲が無い、または講師や事務局の注意・指導に従わない場合など

3.他の受講者等の為の受講参加や継続が不適切と当法人が判断する場合


 上記要項に合意の方はお申込みへ→こちら


 

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